「ピアニストになりたい」
長女は、年長のころからそう言っていました。可愛いドレスを着て、ステージに立って。。
我が娘がそう言うので親として応援したい。
上の子が習うと下の子も習いたくなる…はい。
うちは三姉妹なので三人ピアノを習わせました。そのため、いろんな教室を見に行きましたし、体験レッスンも経験しました。
今回は、
- 子供がピアノを習いたいと言っているけど、どんなことするの?
- うちにはピアノがないけど大丈夫?
- お月謝以外にお金は必要?
まず、一番気になるのが金額ではないですか?
レッスン費用、楽譜代など。
レッスン費用は教室によってさまざま
一番価格の高いところ、安いところを例にします。
A教室:月4回、9800円~+楽譜代(1冊1500円)
B教室:月4回、4000円~+楽譜代(1冊1500円)
A教室は誰もが知っている名前の教室で、進むスピードも早いです。本気でピアニストを目指してある方はこちらがいいです。
B教室は、「音楽が好き」「音感がよくなる」のが目的なので本気で目指しているのならA教室のほうがいいと言われました。
更に、発表会もあります。発表会に向けて積み立てでお月謝と一緒に支払ったり、年に何回かあるその日に支払ったり。
発表会は希望者だけだったり、必ず出席だったり、さまざまです。
この時の衣装は各自購入になっているところが多いです。
年長から小学校高学年までの子供のやる気
ピアノってドレミの基礎から始まり、最初は指を慣れさせるために何回も同じような曲を弾きます。
テレビの中のプロのピアニストさんが弾くものとはかけ離れているため、初めは「こんなもんか。」と子供ながらに思っていたようです。
最初はやる気満々。しかし波もあります
「ピアノ習いたい」の初日
ピアノだけではなく、カスタネットやタンブリンなどを使ってリズムをとったりということから始まりました。
長女は年長から始めましたが、同じ教室に通っている子供で3歳の子もいました。
「楽しかった!」家でも練習したい!と言い、ばあばに電子ピアノを買ってもらい、気分絶好調。
電子ピアノもない状態でのスタートでしたが、習う前に先生に聞いたところ、
家にピアノがなくても問題ないそうで、楽譜を見ながら机を鍵盤変わりにすることによってすごく練習になるそうです。
「ピアノ習いたい」から1か月
レッスンの日しかピアノの練習をしなくなりました。
「ピアノ習いたい」から1年
レッスンの日にさえ練習しなくなりました。先生に相談したところ、停滞期なので気にする必要はないし、練習は?の声掛けも逆効果なので、「ピアノの宿題あるの~?」くらいの声掛けにしてください、とアドバイスをいただきました。
停滞期、3か月
自分が始めたいと言ったから「辞めたい」と言い出せないのか、こちらから見たらやる気0にしか見えませんでした。
停滞期後、自宅でのレッスンも自分からするようになる
いつ「辞めたい」と言うのだろうと思っていたら、進んでピアノに向かうようになりました。
長い間、停滞していたことをバネにして、集中力が上がりました。
6年生。小学校での発表会、校歌の伴奏決め
ピアノを習わせている親がそわそわするところってここですよね。
発表会での伴奏は1人。校歌担当も1人。クラスには希望者も多く、この時ばかりは頑張っていました。
ありがたいことに、校歌を担当させていただくことになりました。
現在は「中学校になってもする!」と張り切っています。
まとめ
習い始めは、正直なところ、もっと進めてほしいという思いがありましたが、ピアノは最初の基本をしっかりしていないとあとから大きな壁にぶち当たる楽器だと実感しました。
小さなころから音感を身につけておくことは将来役に立ちます。
もちろん、小さなうちにしていないと間に合わないわけではありません。
小学校4年生から始めて、校歌を伴奏することになった子もいますし、中学校から始めて、中学校で伴奏してるっていう子もいます。
余談ですが、次女は6年目、三女は1年も経たないうちに辞めました。
理由は、
お姉ちゃんがしていたから好きになろうと思ったけど、やっぱり好きになれなかった。先生との相性が合わなかった。
ことですね。
習ってみないとわからないこともありますし、ピアノって1対1なので相性もあります。
しかし、辞める時に先生から
「その学年で習う楽譜より2学年くらい上の楽譜を読めるようにはなってます。だから途中で辞めたからといって全部無駄になったわけじゃないですよ。」
と言っていただきました。
少し経験しただけでも、力にはなるようです。
最後まで見ていただき、ありがとうございます。
~ご案内~
新型コロナウイルス感染予防のため、オンラインでのコンクールがあります。
自宅で撮影した動画でエントリーでき、予選、本選も無観客で行うことができます。