「お母さん、雨って好き?」
疑問形。子ども、好きですよね。
雨~?好きよ~なんで?
聞き返してみた。
雨が降らないと、農業の人たちが困るんだよ~
そうよね。よく知ってるね。学校で聞いてきたの?
うん。先生が言ってた。
幼稚園の頃は、「雨が降ると外で遊べない!!雨嫌っ!」とか言って駄々こねていたのに、成長しました。
もっと前は、雨も降ってないのに
「長靴じゃないとお出かけしないっ!!」
って言って常に長靴。。
すれ違う人たちに振り返られながら歩きました。
あれから6年。。本当に成長しました。
次女は小学校中学年。
「同意が得られないとなんで」時期に入っています。
自分の考えと違う人に対しての激しくなんで?ですね。
お母さん、暑いのと寒いのとどっちが好き?
どっちもいやだよ~(笑)
どっちかっ!!
ん~、あえて言うなら暑いのが好き
え~!!なんで!!
そして、寒いほうがいい理由を延々と語る。。
いや、ただね、次女は究極の暑がりなだけですよ。
レベルでいうと冬にも
車の窓開けていい?
っていうほどです。
そんな次女に暑いのが好きと言ったのでわけがわからなくて、寒いほうがいいんだよっておすすめしてきたわけですね。
このやりとり、親にとっては
また言いよる~
とか
うるさいな~
ってなってしまいませんか?
今は年齢的に少し落ち着いたけれど、もっと小さかったころ、なんでなんでが多かったとき、私はなってました。
自分も、家事やら仕事やら忙しいなかで、子供と目線を合わせて話すなんて耐えられないと思っていました。
他の子供は大人しいのに、なんでうちの子だけ。。
そんな思いで、児童施設に相談したり、保育士さんに相談したり。
しょっちゅうしていました。
対策
そんな時に、心が軽くなった言葉をいただいたり、実行してみてよかったと実感したことは、なんでに対しては「なんでだろうねと一緒に考える」
同意が得られない時に起こるなんでに対しては「同意する」です。
すごくシンプルです。
例えば、
なんで夏は暑いの?
って聞かれたとしたら
そうねえ。少し一緒に考えようか
と言って一緒に考えます。その都度、解決したほうがいいです。図鑑で調べてもいいし、インターネットで調べるとなんでもでてきますしね。
この時の子供の「なんで?」は「一緒に話したい」ことが大半で、それがうまく言葉にできず、「手軽な疑問形」になってしまうのだそうです。
なので
- 子どもが求める応え
- 一緒の時間
を過ごすことによって子どもの心も満たされ、「なんで?」の回数も減るのだそうです。
次に、同意する。ですが、
どちらの意見になってもだれもキズつかないことが前提です。
例えば、友達の悪口などは同意しないほうがいいですね。
さきほどの例では、暑いのが好きか寒いのが好きか聞かれたときに、わたしが
寒いほうが好き
と言えばまるくおさまるということです。
最近、「なんで?」が少なくなったのであえて討論会にしてみましたが。
本当にあった話ですが、お店の看板に、「あ」と書いてあったんですが
そのころ、長女は鏡文字を書いていて、
「看板がまちがっている。自分がただしい。」
と言い始めたのですが、
車の中から見る看板ですし、だれも聞いていなかったので、
ホントだ~。反対だね。
と同意しました。
すると、満足そうににっこり笑っていました。
現在
6年経った今もその看板があるのですが先日、その話をしたところ、自分がそう言っていたことを覚えていました。
更に、
お母さん、あの時わかっていたけど反対だよって言わなかったんだよ
と言うと
知ってる。否定から入ると子どもは聞かないんでしょ。本で見た
本でっ!?
どんな本よ(笑)
とそのころは鏡文字を書くだけでも一生直らなかったらどうしよう、と悩んだのですが今となっては笑い話になっています。
まとめ
きっと、「ちゃんと」子どもを育てないと。という思いや周りからのプレッシャーで子育てに対してギスギスしすぎていたんだと思いますが、こちらに気持ちの余裕があれば子どもはのびのび育つことができるんですよね。
まずは私たち、育てる側が気持ちに余裕を持たせることが大切です。
最後まで見ていただいて、ありがとうございました。
また見にきていただけるのを楽しみにしています(*^^*)